神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

会津に「あゆコロちゃん文庫」 ロータリークラブの寄贈図書にゆるキャラの名

公開:2013年9月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
本棚はほとんどが段ボール製
本棚はほとんどが段ボール製

 福島県会津若松市内にある小学校の図書室に、『あゆコロちゃん文庫』ができた。厚木中ロータリークラブが今年4月、創立35周年記念の事業の一つとして行った図書を寄贈した。その際、一緒に届けたあゆコロちゃんのぬいぐるみやグッズがネーミングの理由だ。 

 2011年3月の東日本大震災後の福島第一原発の事故により全町民が避難生活を余儀なくされた福島県双葉郡大熊町。一昨年3月11日時点の人口は11、505人・4、235世帯。今年9月1日時点の人口は10、942人。県外に避難している町民は2654人、県内に避難中の町民は8,288人。その中の約20%がいわき市、約80%は会津若松市に避難しているという。

 会津若松市内の各所に避難している子どもたちは大熊町立大野・熊町両小学校会津若松分校に通っている。そこは廃校になっていた会津若松市旧河東第三小学校跡に震災ひと月後に開校した。現在計169人の児童が在籍している。

 厚木中ロータリークラブ(会員数45)は今年4月19日に会員有志が図書を寄贈するために会津若松市の同校を訪問し、贈呈式や校内の見学などを行った。

 大熊町は武内敏英教育長の肝いりで読書活動が大変盛んな町。ロータリークラブの図書寄贈は「何よりの宝物です」と喜ばれ、その後も大熊町の関係者と厚木中ロータリークラブは文書での交流が続いている。

 8月末、同町教育委員会の鈴木主事から図書室での子どもたちの様子が写真で送られてきて『あゆコロちゃん文庫』という名称が分った。(=写真)

 図書の寄贈当時厚木中ロータリークラブの会長を務めていた藤川孝幸さんは「知らないまち、厚木のゆるキャラ『あゆコロちゃん』が福島の子どもたちの元気の絆として繋がっていけばうれしいですね。今後も細く長く交流ができれば」と話している。
 

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

eスポの可能性に期待

厚木市

eスポの可能性に期待

市民参加交流会を初開催

3月29日

前人未到の審判生活50年

厚木市野球協会

前人未到の審判生活50年

三浦勝利さん(81)

3月29日

市長公約実現へ足固め

厚木市組織改編

市長公約実現へ足固め

7部新設で円滑図る

3月22日

厚高と共同実証実験

厚木市

厚高と共同実証実験

水引交差点の交通対策

3月22日

2台目EV収集車を導入

厚木市

2台目EV収集車を導入

全公用車の電動化目指す

3月15日

現校名で最後の卒業式

厚木東高厚木商業高

現校名で最後の卒業式

統合し厚木王子高校へ

3月15日

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

4月に綾瀬で初公演

ロジェ・ワーグナー合唱団 好評発売中

4月に綾瀬で初公演

心に響くゴスペルなど

4月28日~4月28日

厚木・愛川・清川版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook