会津に「あゆコロちゃん文庫」 ロータリークラブの寄贈図書にゆるキャラの名
福島県会津若松市内にある小学校の図書室に、『あゆコロちゃん文庫』ができた。厚木中ロータリークラブが今年4月、創立35周年記念の事業の一つとして行った図書を寄贈した。その際、一緒に届けたあゆコロちゃんのぬいぐるみやグッズがネーミングの理由だ。
2011年3月の東日本大震災後の福島第一原発の事故により全町民が避難生活を余儀なくされた福島県双葉郡大熊町。一昨年3月11日時点の人口は11、505人・4、235世帯。今年9月1日時点の人口は10、942人。県外に避難している町民は2654人、県内に避難中の町民は8,288人。その中の約20%がいわき市、約80%は会津若松市に避難しているという。
会津若松市内の各所に避難している子どもたちは大熊町立大野・熊町両小学校会津若松分校に通っている。そこは廃校になっていた会津若松市旧河東第三小学校跡に震災ひと月後に開校した。現在計169人の児童が在籍している。
厚木中ロータリークラブ(会員数45)は今年4月19日に会員有志が図書を寄贈するために会津若松市の同校を訪問し、贈呈式や校内の見学などを行った。
大熊町は武内敏英教育長の肝いりで読書活動が大変盛んな町。ロータリークラブの図書寄贈は「何よりの宝物です」と喜ばれ、その後も大熊町の関係者と厚木中ロータリークラブは文書での交流が続いている。
8月末、同町教育委員会の鈴木主事から図書室での子どもたちの様子が写真で送られてきて『あゆコロちゃん文庫』という名称が分った。(=写真)
図書の寄贈当時厚木中ロータリークラブの会長を務めていた藤川孝幸さんは「知らないまち、厚木のゆるキャラ『あゆコロちゃん』が福島の子どもたちの元気の絆として繋がっていけばうれしいですね。今後も細く長く交流ができれば」と話している。
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