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絵本に親しめる環境を ベスト100冊を選定

教育

公開:2013年9月20日

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中央図書館では候補絵本150冊を読むことができる
中央図書館では候補絵本150冊を読むことができる

 厚木市立中央図書館(三橋由紀子館長)が「厚木の子どもたちに薦める絵本100冊」を市民の投票によって決定する。長年にわたり読み継がれている絵本150冊をリストアップし、9月30日(月)まで投票を行う。

 みんなで選ぶ(仮称)「厚木の子どもたちに手渡す100冊の絵本」と題したこの企画は、2013年度から17年度までの第2次厚木市子ども読書活動推進計画の一環として初めて行われるもの。

 絵本は12年度で1249冊購入した。蔵書数は、同館で17万5167冊、8つの公民館図書室で4万2566冊。何冊もある絵本もあれば、1冊しかない絵本もあるという。

 赤ちゃんから小学生までを対象とした150冊の絵本は、厚木市としてこれからも読み継いでいってほしいものと、貸し出しの累計回数が200回以上(05年5月から13年7月末まで)の絵本で、同図書館が建設された85年以前に出版され、現在も書店で売られているものをリストアップ。

 候補に選ばれている絵本は、ミリオンセラーになった絵本も多く含まれており、67年に出版された『ぐりとぐら』(福音館書店)の同館での貸し出し回数は、1320回を数えた。

読書環境の整備を

 団体貸し出し、リサイクル図書の活用を推進している同館。現在、同館からは435団体が団体貸し出しを利用。施設やグループには、300冊以内(180日以内)の貸し出しを行っている。子どもがいつでも本を読むことができる読書環境の整備を目指すためには、同じ絵本を2冊以上用意し、小学校や保育所など子どもが関わる施設やグループに本が行き渡ることが必要になってくる。

 選定された絵本のリストを作ることで、市民にリストに掲載した絵本の寄贈を呼びかけることにつながる。集まった絵本を優先して子どもが関わる施設に貸し出せるようにするのがねらい。リストアップした絵本は、同館で読むことができる。投票場所は同館3階のほか、8つの公民館図書室。絵本リストは同館HPでも閲覧可。同館は「世代を超えて子どもに読ませてあげたい。リストの絵本を寄贈してください」と話した。
 

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