厚木なかちょう大通り商店街振興組合(六ヶ村健三会長)が中心となり、毎月3日に厚木地下道(中町2の950)で骨董市が開かれ、今月で1周年を迎えた。
この取り組みは、同組合が中心市街地の活性化と、賑わいを創出するのが目的。利用者からの評判も高く今では口コミで訪れる人も多く、骨董市目当てに毎回200人くらいが訪れるという。景観面も照明を明るくし、さらなる工事も予定されている。
同組合から依頼を受け骨董品出店者のとりまとめをする市内上荻野の相州美術(遊佐省三代表)は、「当初声をかけたのは15店舗ほどだったが、1年後は25店舗まで増えてきた。次第に出店者も増え、継続してやってきた成果が出たのでは。骨董業界がさらに発展していけばというのが願い」と話した。
治安面などについては「骨董市によって地下道が明るくなりにぎわい創出に一役買っている。近隣施設と協力し、回遊性を高めていく。地下道にいつ行っても何かやっているようにしていきたい」と六ヶ村会長。来春オープン予定の(仮称)あつぎ元気館開館に合わせ、市街地整備部は、「地元商店街に感謝している。元気館と骨董市との相乗効果が期待できれば」とコメントした。
厚木地下道は、1984年10月に交通広場へ往来する歩行者のための安全施設として建設された。その後、延長拡幅、整備された。
04年4月、地下道で同組合ほか3団体による物販市「あつぎ二七の市」が開かれていたものの、ホームレスと収益面、人手不足などが理由で10年4月に取りやめに。その後、「地下道骨董市」が始まった。来年以降も毎月3日に行われる。
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