下戸田の鎮守様を活字に 菅原神社の氏子らが製作
菅原神社(戸田)の氏子が中心となり、同神社の歴史をまとめた冊子「下戸田の鎮守 菅原神社の歴史」がこのほど完成した。
約40ページの冊子には、氏神である菅原道真の紹介のほか、元禄2年(1689年)とされる創建時期に関しての考察、社殿や鐘楼、神輿に残る碑文の解説などが書かれている。
編集を担当した杉山純一(44)さんは、同神社総代の杉山勤さん(72)の長男。冊子の製作は、勤さんが新しく引っ越してきた住民から「菅原神社の氏神は何ですか」と聞かれたのがきっかけ。改めて神社のことを地域に知ってもらおうと、冊子の制作を考えた。そこで、歴史に興味のあった純一さんが郷土について書かれた文献や、地元の長老、市郷土資料館などに取材。3カ月かけて書きあげた。11月に氏子へ配布し、郷土資料館にも寄贈した。
神社の歴史を調べる中で、新たに分かった事実も。神社の神輿は明治時代に大山の宮大工が作った市内最古のものだった。また、二宮尊徳の教えに基づいた農民同士の互助会的役割を持つ結社「報徳社」の帳簿などの貴重な史料も新たに社殿から見つかった。
純一さんは「平塚地域の風習や文化の影響を受けているのが興味深い。地元の神社の歴史を知ることで、新しい氏子が増えるきっかけになれば」と話した。
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4月19日