あつぎ商和会(和田哲夫会長)が、あつぎ大通り、さつき通り、かえで通りの3つの通りの街路灯をこのほどリニューアルさせた。3つの通りで合わせて138本が新調。LED仕様の街路灯に生まれ変わった。
これまで3つの通りにあった街路灯は、いずれも昭和50年代後半に設置されたもの。およそ30年近くが経過し、装飾やカバー部分が手で取れるほど腐食したり、センサーの故障で昼でも明かりが点くなど、老朽化が進んでいた。
このままでは通行者に被害が及ぶ危険もあると、あつぎ商和会では新調を検討していた。多額の費用が掛かるためこれまで実現しなかったが、2012年度末に国の補正予算で商店街を対象にした補助金が付くことを知り、これに応募。資金に目途がついたことから、実施に踏み切った。
設置予算はおよそ8000万円。そのうち約3分の2を国の「商店街まちづくり事業」補助金でまかない、残りは厚木市からの補助金などを利用した。
本数はあつぎ大通りが44本、さつき通りが42本、かえで通りが52本。デザインも変更し、直線的なものから丸みを帯びた形にリニューアルした。素材は鉄製からステンレスに変更。耐久力を向上させた。光源もLEDに変更。電気代が従来の半分程度に抑えられるという。
9月中旬から11月25日まで順次設置作業を行い、すでにすべての街路灯が新調済み。それぞれ「あつぎ商和会」の名称と、各通りの名前が入ったプレートを入れている。プレートの色は、各通りのイメージカラーで統一した。
街路灯にはこれまでのようにフラッグを付けることができ、あつぎ大通りでは2月に子どもたちの絵を、4月にはアミューあつぎ(旧厚木パルコ)のオープンを記念する旗を付ける予定だという。
また、街路灯新調に合わせて防犯カメラ5台を新設。城南信用金庫前など、今まで置かれていなかった場所に配置され、すでに稼働している。
和田会長は「明るく安全、キレイになりました。あつぎ大通りでは1月末までイルミネーションも行っているので、それぞれの通りを歩きながら各店舗で買い物も楽しんでほしいですね」と話した。
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