白馬に乗った期待の星 馬術の高校生・霜島果月さん
2014年は午(うま)年。馬と共に、全国の舞台で羽ばたこうとする若者が厚木にいる。市内下荻野の厚木ライディングクラブに所属する高校1年生の霜島果月さん。国体で入賞を果たすなど、神奈川馬術界の期待の星だ。
霜島さんと馬との出会いは小学1年生。2つ上の姉と一緒に、交流のあった同クラブ代表の向島久雄さんに誘われたのがきっかけだった。霜島さんの母・朋子さんによれば「姉は馬が怖くて辞めてしまいましたが、果月はすぐに乗馬に夢中になった」という。
馬場内に設置されたいくつもの障害物を飛び越える、障害飛越競技が主戦場。小学3年生時に馬術大会への出場資格を取得し、中学1年生で、初の全国舞台となる全日本障害馬術大会に出場した。
一昨年のぎふ清流国体では、規定時間内に点数のついた障害物を飛び越える「トップスコア」部門で少年の部3位入賞。本人も「ビックリした」と振り返る、国体初出場での快挙となった。向島代表が「あの子は神奈川馬術界の期待の星」と評する若き逸材だ。
「信頼できる」と語る白馬の相棒・アリオン号には、4年前から騎乗。国体の入賞も「2人」で達成した成果だ。
新クラスに挑戦
昨年の東京国体後、これまでより障害物が10cm高い、中障害130cmのクラスに転向。12月に津久井馬術場で行われた大会で、初めての実戦に挑んだ。
この日、同クラスに出場したのは一人だけ。日が落ちかけた馬場で、時おり障害物に引っかかりながらも、人馬一体となって約1分の競技を終えた霜島さん。初めてのクラスでの競技を終え「コースを下見した時に高さを感じたが、アリオンが自然と飛んでくれた。ゴールまで連れていってくれた」とはにかんだ。
「これからもいろいろな舞台で活躍できれば」と霜島さん。自身にとっても飛躍の1年となるか。
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4月19日