4月に創立40周年を迎える厚木ユネスコ協会の事務局長として会員をけん引する 横本 久さん 宮の里在住 62歳
高校時代からユネスコ
○…「厚木ユネスコ協会」が1974年に発足し、4月に創立40周年を迎える。2月17日まで市民ギャラリーで「守ろう地球の宝物展」と題した展示会を開いている。会期中は、10代から80代まで65人の幅広い世代の会員が実際に足を運んで撮影した写真パネルや絵など約100点を展示。「ユネスコは広い意味でボランティア。世界遺産を保全する大切さを理解していただき、ユネスコの仲間を増やし輪を広げていきたい」と落ち着いた口調で話す。
○…富山県出身。ユネスコとの出会いは高校時代に遡る。高3の時にユネスコクラブの部長を務め、点字や清掃活動に取り組むなど、積極的に奉仕活動を行った。とにかく人の役に立つことをやりたかったと振り返る。大学入学後もユネスコ研究会に所属し、4年生の時に厚木を訪問したことが縁で、75年に入会。大学時代に出会った妻は、厚木ユネスコ協会の一員として活動をともにしている。
○…「ユネスコがライフワーク。性に合っている」と話すように、小学校教諭の傍ら、事務局長として28年間、周囲の活動をサポートしてきた。外国籍の人を講師に迎え、食文化を通した国際交流「厚木ユネスコ祭」は、発足当時から。また、13年には「キズナ強化プロジェクト」の一環としてカナダの高校生20人をホームステイで受け入れた。「会員が一体感を持った、忘れられない経験」としみじみ。34回の海外旅行では、ペルーの「マチュ・ピチュ」や、南アフリカの「ビクトリアの滝」などの世界遺産を見に、42カ国を訪れた。「世界遺産は、ユネスコとつながっています」
○…厚木ユネスコ協会の会員と協力し、30人の高校生・大学生たちが青少年ボランティア・グループ(青年部)で活動している。この活動は、全国約280あるユネスコ協会の中でも珍しいという。若い世代との交流の難しさを明かしながらも、「やるからには楽しく」と顔をほころばせた。
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4月19日