文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定されている、県立厚木高等学校(田中均校長・生徒数1032人)で3月14日、SSHの後期成果発表会が行われた。
SSHは、高校を対象に行う教育制度で、先進的な理科・数学技術を通じた国際的に活躍できる人材の育成が目的。全国で約200校が指定され、県内では厚木高校を含めて4校のみ。
この日は、2年生全員が理科探究の成果を英語で披露するポスター発表と、1・2年生の代表が研究成果を英語で紹介する口頭発表が行われた。
ポスター発表では、今年度始めから2年生が4人1組に分かれて、1年間取り組んできた探究活動の成果を発表。質問者として1年生全員のほかに、市内学校の外国語指導助手やJAXA職員などの外国人29人、他校高校生22人が見学し、模造紙1枚に英語でまとめたポスターをもとに、高校生たちが日本語と英語で内容を紹介した。
口頭発表は、1年生の個人と2年生のグループの代表各3組がプレゼンテーションと質疑応答を英語で行い、探求の深まりや分かりやすさ、想定問答の準備などを総合的に評価して、各学年ごとの最優秀発表を選出した。
「わたあめ機をつくろう」を研究した小栁雄也さん、羽深由佳乃さん、平野麻里さん、鱸大地さんは「伝えることの難しさが学べた。なかなか成功しなかったけど、原因を話し合い試行錯誤していくことが楽しく、絆も深められた」と話した。
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