みらい文化川本自治会(筒井英哉会長)が設立5周年を記念し、東京農業大学ウインドオーケストラ部とアルパ&メゾソプラノ歌手の池山由香さんをゲストに迎え、市文化会館で5月5日(月)、「こどもの日コンサート」を開く。
同自治会は転入者が多く、平均年齢は約40歳。筒井会長の「新しいことにチャレンジを」という思いがあった。同自治会の壱岐信二副会長が「子どもは財産です。子どもにとって良い環境を作り、ここで生まれた子どもたちに魅力ある地域を引き継いでいくためにも、率先して新しい取り組みに挑戦したい」と中心になって動いてきた。3年前から農大ウインドオーケストラ部と交流があり、互いに地域貢献したいとの思いが強く、今回の実現となった。
コンサートの企画が動き出したのは昨年9月。同大が市文化会館で自治会向けに園芸講習会を行ったことがきっかけ。壱岐副会長が市民活動をしているときに出会った池山さんがコンサートに花を添える。
同自治会は、セーフコミュニティモデル地区。市内で最も新しい220番目の自治会として2009年に設立された。現在は、556世帯のうち約440世帯がマンションとなっている。加入率は約75%。
自治会地区は、国道246号西側の市文化会館周辺地区の恩名1丁目(南毛利地区)。子どもたちが通学する学校が厚木南地区(厚木第二小)と厚木北地区(厚木中)と複数地区にまたがることから、地区と校区の通学面の解決を図ることを目的に設立された。
3月27日には、国土交通省横浜国道事務所厚木出張所の「ボランティア・サポート・プログラム」として、国道246号上りの歩道に150株の「サフィニアレッド」の植栽を行った。また、月2回の青パトの巡回や、広報紙「きずなだより」を毎月1回、設立当初から約800世帯に配布しているほか、自治会の6つのマンションによる防災ネットワーク構築など熱心に活動を行っている。
記念コンサートは、市文化会館小ホールで行われ、ウインドオーケストラ部と池山さんが、「となりのトトロメドレー」「川の流れのように」「花は咲く」など、なじみの曲を合計13曲演奏する。開場は午後1時半、開演は同2時で入場無料。
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