あつぎものづくりプロジェクトATSUMOの会長を務める 中村 幹夫さん 上依知在住 66歳
あっぱれ、いごっそう人生
○…一昨年秋、あつぎものづくりブランド交流会が開催されたのをきっかけに、あつぎブランドの製品を作ろうという機運が盛り上がった。その思いを具現化するために設立されたのがATSUMO。市内の企業や大学、支援機関を巻き込んでのいわゆる産学公プロジェクトだ。翌年、神奈川県が国から”さがみロボット産業特区”の指定を受け、さらに拍車がかかった。そして等身大ヒト型二足歩行ロボットを作る、と大宣言したのは今からちょうど1年前。
○…宣言通りに先月末のアミューあつぎのオープンには歩き、話すロボット『ロボコロ』が登場した。この『ロボコロ』、試作ロボットから実ロボット作製に至るまでの会長としての心労は筆舌に尽くしがたいものに違いない。が、おくびにも出さない。「あきらめる」という言葉はこの方の辞書にはないようだ。随所で旗を掲げ続け、ぐいぐいプロジェクトを引っ張ってきた。そして今、発する言葉は「たくさんの仲間に恵まれた」と謙虚そのもの。ATSUMOの活動はこれからが本番。世の中で役に立つ厚木ブランド製品を開発し、販売することなのだとか。
○…生まれは高知県。工業高校を卒業し、厚木市内のゴム・プラスティック製造会社に就職。友人と会社を立ち上げたのは25歳のとき。ある日”相棒”が交通事故で他界。挫折しかけるも土佐人の意地が火を噴いた。事業展開にまい進した。昨年、(株)大和ケミカル創業40周年を機に社長の座を長男にあっさり譲った。
○…厚木商工会議所の副会頭をはじめとする公職と経済界の役割をスマートにこなす亥年生まれの、文字通り猪突猛進タイプ。昨年は自身の半生を綴った『いごっそう人生』を著した。読んだ方々からの感想書簡ファイルは宝物扱い。山内一豊の妻さながらの奥様との間に2男1女。ご両親に会いに、月に1度は高知に飛ぶ家族想いのリョウマである。
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4月19日