相模川で6月1日、アユ釣りが解禁され、多くの愛好家で賑わいをみせた。
この日は、明け方ごろからアユ釣りを楽しみにしていた人々が集まった。相模川漁業協同組合連合会(木藤照雄代表理事会長)によると、厚木市内の相模川水系ではこの日1日で昨年に比べ3割ほど多い約3200人が訪れたという。中には前日から川岸でテントを張り、解禁の時を待ちわびる釣り人がいたほどだった。
厚木観光漁業協同組合(鈴木勇代表理事組合長)によると、今年のアユは、大きいもので17cm、平均しても14cmほどあり、例年より型が大きく良好。この日は1人で100尾釣り上げた人がいたほど全体の遡上数も豊富なため、「アユ漁が終了する10月14日まで息切れすることなく楽しめるだろう」としている。
今年の稚アユの放流は、およそ13トン、130万尾で、天然遡上はおよそ151万尾の見込み。
今年から中津川上流の才戸橋付近で初心者でも楽しみやすいアユの友釣りの区域が新しく設けられ、ここでも多くの人が釣りを楽しんでいた。
5月26日の試し釣りの際に同漁協連が実施した放射能検査では、相模川のアユの安全が確認できている。
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