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ヒオウギのお花見会を企画した「西山を守る会」の事務局長 荻田 豊さん 上荻野在住 67歳

公開:2014年8月8日

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西山守りヒオウギ愛し

 ○…2004年に結成した「西山を守る会」の事務局長。西山とは荻野の里から見て西側に見える経ヶ岳、華厳山、荻野高取山の総称。会として初めての8月月例登山のときに、西山山頂の看板の横に偶然一輪咲いていたヒオウギを会のシンボルフラワーとして守り育てている。7月27日、沓掛館山でお花見会が開かれた。人出は昨年よりも少なかったが、東京から朝一番で来た人もいたという。ヒオウギの実ヌバタマを模した和菓子「鳥羽玉」を京都から取り寄せ振る舞った。ヌバタマは、ヒオウギの花後にできる黒色の種子。「黒い・暗い・夜」など万葉集の枕詞に用いられた。

 ○…主な活動内容は、毎月1回西山に登り、山の変化を観察すること。道しるべとなる看板を設置、登山道の整備や、間伐材を使ってベンチを作ることも。「できることをコツコツ」と登山口や山頂に置いてある「荻野西山登山マップ」が登山者から好評だ。そのマップを見た人から活動を知ったと連絡が入り「支えていただき有り難いことです」と感謝の言葉を口にする。

 ○…愛川町田代生まれ。厚木高校を卒業し、80年に荻田印刷を創業した。01年には厚木医師会(当時)100周年の記念誌を手がけた。81年に創刊したミニコミ紙『黄色いチラシ』は8月現在405号を数え、会の活動報告を中心に編集している。荻野だけではなく、花を通して豊かな発想で…という思いが込められたB4両面のチラシは読みごたえ十分だ。会員は多いときで150人ほどいたが、今では50人。会員の20人は市外の人で構成されている。大事にしていることは、「自分のスタイルを変えないこと。継続は力なり」

 ○…次回の月例登山は8月17日。「会の活動をやらなかったら近くで茶店をやっていたでしょうね」と笑顔を見せる。「自分が死ぬまで見る山。自分で動いて活動していく方が良い」と意欲を燃やす。3人の息子は独立し妻と2人暮らし。
 

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