厚木市制60周年カウントダウン事業として「第1回あつぎ子ども議会」が8月19日、厚木市議会議場で開かれた。小学5年生から中学3年生までの29人が議員として、小林常良厚木市長らへ一般質問を行った。
子ども議会は市制50周年時にも行われ、今回が9年ぶりの開催。今回は公募や各学校の推薦、市議の紹介で選ばれた小学生16人、中学生13人の29人が参加。「本物」の議会同様、石井芳隆議員が議長を務めた。
一般質問では「なぜ中学生は部活に行くとき自転車に乗っては駄目なのか」「厚木にはなぜJリーグチームがないのですか。ぜひ作ってください」など、自分たちで考えた質問や意見を一人ずつ発表。小林市長や平井広教育長が答弁した。
中でも昨年度で廃止された子育てヘルパー制度について質問した女子中学生は「新しい『ほっとタイムサポーター』制度は利用できる時間がこれまでより短くなった。子どもが多い家庭のことは考えなかったのか」と小林市長へ厳しい質問。「より多くの家庭を支援できるよう、妊婦や生後3カ月までの子どもがいる家庭を対象にした」との市長の答弁に「子育てヘルパー制度の方が助成も多かった。新しい施設を作って外から人を呼ぶより、いま厚木に住んでいる人がずっと住みたいと思う街にすることが大切では」と再質問。実際の議員顔負けの追及を見せていた。
市議主体で実施方法議論
今回の子ども議会は、厚木市議会の「議会の在り方検討会」で、市議が主体となって実施方法を議論。当日の受付業務なども市議が担当した。同会会長の石井恒雄議員によれば、速記係の配置や前回にはなかったインターネット中継の導入など、実際の議会と同じ方式で行うことを重視したという。石井恒雄議員は「子どもたちからも『いろいろな質問をして、話を出来て良かった』との感想があり、保護者の方からも好評だった。1回で終わるのではなく、対象を高校生にするなど今後につなげていければと思う」と話した。子ども議会の録画放送は市議会HPのインターネット中継で近日中に配信される。
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