元厚木市議で厚木薬剤師会会長の石射正英氏(60・長谷在住)が9月12日、来年2月15日に投開票が行われる厚木市長選挙に出馬する意向を表明した。同選挙には、現職の小林常良市長(65・上依知在住)が9月議会の一般質問で3選への出馬を表明している。
2度目の挑戦となる石射氏は本紙の取材に答え、同選挙に無所属で立候補する意向を明らかにした。自民党と公明党に推薦の依頼をする予定で、このほかの政党については今後推薦依頼を検討していくという。
出馬の理由について石射氏は、厚木市の将来都市像がなかなか見えてこないことを挙げ、総合計画に掲げている人口目標に対する各施策や、中町2の2地区・本厚木駅南口の再開発が進んでいないことをはじめ、市の財政力指数・経常収支比率の悪化などを指摘。「多くの市民の方にとって閉塞感がある。打破をするためには、思い切ったことをやらなければいけない」と話した。
主な政策として、健康寿命日本一などをめざす「健康厚木市」をスローガンに、厚木市の潜在力を引き出す相鉄線の本厚木駅への延伸や地下街、商業ビルの整備、企業とタイアップした定住施策などを示した。12月までに公約をまとめ、ミニ集会などを通して市民に訴えていくという。
石射氏は1954年生まれ。県立厚木高等学校・東京薬科大学卒。03年に厚木市議会議員初当選。市議会議長や副議長、市民福祉常任委員会委員長などを歴任。市議2期目の11年に市長選挙に立候補し、8026票差で落選した。
一方、9月5日に出馬表明している現職の小林氏は、1949年生まれ。県立中央農業高等学校・日本大学卒。厚木市職員を経て、91年に市議会議員初当選。03年に県議に転身し、07年に「多選阻止」を掲げ市長選に出馬、初当選を果たした。現在2期目。
現職、新人の一騎打ちだった前回市長選(11年2月6日投開票)の投票率は、史上2番目に低い40・44%だった。市選管によると9月2日現在の選挙人名簿登録者数は18万110人(男性9万3164人、女性8万6946人)。
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