鎌倉時代の初めに鎮座した歴史ある「熊野神社」(市内愛甲)の神楽殿で9月27日、厚木市指定無形民俗文化財に指定されている相模里神楽「垣澤社中」(垣澤勉家元)の奉納神楽が厳かに行われた。
里神楽は、「古事記」や「日本書紀」など、古代日本の神話を題材に面をつけて行われる仮面黙劇。
この日は、午後5時過ぎから始まる演目に合わせ、多くの人が押し寄せた。「寿式三番叟付五人囃子」「天之磐扉」など3幕を披露した。演目が始まると写真やビデオ撮影をする人も多くみられた。社中の演舞中の解説に耳を傾けながら、真剣な表情で里神楽の幻想的な演舞に酔いしれていた。
愛甲東在住の内山勉さん(78)は「生まれ育った地元で伝統芸能を見ることができるのが良い。もし無くなったら寂しいですね」と神妙な面持ちで話した。
垣澤家元の娘の瑞貴さんは「毎年活気のあるお祭。たくさんの方たちが熱心に里神楽を観てくださるので、本当にありがたいです。喜んでくださる皆さんのためにも地域に根付くこの芸能をもっと盛んにしていきたいです」とコメントした。
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