1984年に厚木市と中国揚州市との友好都市締結と、厚木市日中友好協会の創立30周年を記念した日本画家・平山郁夫氏の展示会が29日まで中町のプロミティあつぎ大ホールで開かれ、5日間で約1000人の来場者で賑わった。
この展示会は、日本中国友好協会の会長を務め日中の交流に尽力、09年に逝去した平山郁夫氏を偲び企画されたもので、6号から15号までの65点が展示された。平山氏は、生前に仏教伝来からシルクロードを題材に幾度となく取材を重ね、数多くの名作を世に残してきた。
平山氏が05年に制作した「パルミラ遺跡を行く・朝」などの作品に多くの来場者は、立ち止まってじっくりと絵を見ていた。元町在住の佐藤啓子さんは「平山先生の砂漠を描いた絵が素敵です。夜の絵は幻想的ですね」と話した。
同協会の高橋美沙子会長は「平山先生の遺志を継いで、こうして無事に展示会を開催することができました。日中友好の足がかりとして、会員一同、会の発展に向けて、これからも努力していきたいと思います。大使館からも会を開いていただき感謝しているとの連絡をいただいています」と開催を喜んだ。
開催初日の開会式では小林常良厚木市長、有隣堂厚木店の高橋統店長、高橋会長ら関係者約40人が出席しテープカットを行った。
同協会は、80年、市民訪中団に参加した市民有志と、県日中友好協会常任理事らが発起人となり、日中間の友好を深めようと83年に設立。現在会員は40人。昨年10月にレンブラントホテル厚木で創立30周年を記念する式典を開いた。
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