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人工知能ロボ戦う 工芸大にマイクロマウス400台集結

教育

公開:2014年11月14日

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迷路を疾走するマイクロマウス
迷路を疾走するマイクロマウス

 日本最古のロボコン大会がいよいよ幕を開ける。「第35回全日本マイクロマウス大会」が11月21日(金)から23日(日)まで、東京工芸大学(若尾真一郎学長)で初めて行われる。参加ロボットの数は約400台。3日間にわたりロボティストがキャンパスで熱戦を繰り広げる。

 この競技は、1977年にIEEE(米国電気電子学会)が提唱したことが始まり。公益財団法人ニューテクノロジー振興財団の主催。大会は、中学生、理系学生、現役のエンジニアなどが毎年参加し、80年から日本で開催している世界で最も歴史ある知能ロボット競技会。近年では、学校などの技術教育としても定着してきている。

 ロボットの参加台数は毎年増えてきており、今大会は国内外から約400台が競技に参加する。そのうち、約50台は海外。工芸大からは、ロボット製作サークル「からくり工房」など15台ほどが出場する。

 マイクロマウスは、マイクロコンピューターを搭載し、運動性能と人工知能を組み込んだ縦横サイズ25cm以内の小型ロボット。外部の無線操作や事前の迷路情報の入力無しに、自律制御により未知の迷路を走破してゴールへ到達するまでの最短時間を競う。

 2013年全日本大会ハーフサイズ競技優勝機のマイクロマウスは、縦6cm、横3・8cmで重さは11・3gの小型軽量。走行タイムは7秒124だった。

 勝敗の鍵は、スピードの加減速コントロールやコース選択などをいかに工夫するかだ。大会は1区画18cm、16×16区画の迷路を走破するクラシック競技など3つの競技が行われる。

 大会に参加する東京工芸大学「からくり工房」の新保佑京さん(工学部電子機械学科3年)は「大会を成功させることが一番の目的。プレッシャーを感じているが、完走をめざしたい」と当日が待ち遠しい様子。

 「からくり工房」の指導にあたり、同大会実行委員長の鈴木秀和准教授は、「マイクロマウスの疾走感はものすごく、完走するだけでも相当レベルが高い」といい、「日本の技術は最先端。間近で見る機会は少ないので技術に触れていただければ。厚木から日本の将来を担う技術者が現れて欲しい」と話していた。

 大会の様子は、動画サイトで公開される予定。22日と23日の一般観戦の受付開始は午前9時半から。観戦無料。問合せは、同大学【電話】046・242・9600。

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