市内林と妻田を結ぶ林妻(りんさい)橋下付近の壁面に落書きの防止にと描かれた壁画が、完成から丸10年を迎えようとしている。地域住民の努力もあり、汚されることがないまま守られている。
この壁画は、イメージの悪いスプレーなどの落書きを防ぎ、心の安全を保とうと、林第4自治会(小泉省(あきら)会長)が東京工芸大学に協力を依頼し、2004年12月に林中学校の生徒とともに制作された。
同自治会では、主に役員が地域の環境を保つために日常的に見回り、落書きなどを見つければすぐに対応できるように目を光らせている。壁画が完成する以前は、落書きを白ペンキで塗りつぶしてもその上から落書きがされるいたちごっこが続いたが、絵が描かれてからはこの壁への落書き被害は起きていないという。
絵の面積は約530平方メートル。工芸大生のアイデアで採用されたカリフォルニアの色鮮やかな夕暮れが、トンネルとその周辺の壁いっぱいに描かれている。
小泉会長は「街はきれいにしておかないと犯罪に繋がる。最近は他の場所の落書きも減って、治安も良くなってきた。絵の力はありがたい」と話した。
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