国内自給率ゼロのアンデス原産の作物栽培に地域で挑戦する「愛甲産キヌア栽培プロジェクト」。最終回となるワークショップが12月20日、愛甲公民館で行われ、その”集大成”として、キヌアを擬人化したオリジナルテーマソングが参加者に初披露された。
キヌアは、アカザ科の一年草でその色合いや高い栄養価を持つことから「黄金の穀物」と呼ばれている。キヌア栽培に挑戦しながら南米の食文化や気候、歴史などへ関心を持ってもらうことをねらいとする同プロジェクト。愛甲公民館主催の新規事業として今年の1月からスタートした。
この日は、県内で初めて公民館近くの畑で収穫された「愛甲産キヌア」を参加者全員で試食したほか、湘北短期大学生活プロデュース学科の学生がキヌアを使った料理を発表した。
その後、これまでのプロジェクトの軌跡を残そうとテーマソング「キヌアが生まれるとき」が発表されると参加者からどよめきの声が上がった。アンデス音楽グループ「ロスパドレス」代表の松橋久郎さん(岡田在住)が曲を作り、ワークショップをけん引した東京農業大学講師の日高憲三さんが後から詞をつけた。
同日、松橋さんによってスペイン語で歌われた曲は、松橋さんが畑を見たときに大山をアンデスの風景に、カラスをコンドルに見立ててイメージしたもの。アンデスのフォルクローレのワイニョというリズムを基本に3分ほどの軽快な曲に仕上がった。初回からワークショップに参加した船子在住の亀山弘さん(74)は「スペイン語は難しいが歌に親しみを感じます」と話した。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>