全国大会でも活躍
第69回市町村対抗「かながわ駅伝」（（株）タウンニュース社ほか協賛）が２月８日（日）に行われる。厚木市選抜では上位入賞を目標に各自が練習に励んでいる。
同駅伝のコースは秦野市中央運動公園から県立相模湖公園までの７区間、51・９Km。3区〜６区は厚木市内がコースに含まれる。
大会にエントリーしている11人のうち、注目は初出場の東名中３年・山本燎君。中学生男子が対象の１区での起用が予定されている。
山本君は１月18日の全国都道府県対抗男子駅伝に神奈川県代表として出場。初参加ながら順位を３つ上げ、区間５位と好成績だった。１週間後のあつぎ駅伝でも南毛利南Ａのメンバーとして５区で区間賞。地区優勝に大きく貢献した。
昨年もメンバーに選ばれていたが、雪の影響で大会が中止に。コースを走るのは今回が初めてとなる。「チームを勢いづけるレースができたら。中学生としても最後の大会なので、良い結果を残せるように頑張りたい」と意気込む。
小学校時代はソフトボールに明け暮れ、陸上を始めたのは中学から。それでもジュニアオリンピック競技大会に選ばれるなど活躍していたが、昨年夏には足の甲を疲労骨折。休養を余儀なくさせられた。「ライバルはたくさん練習しているけれども、まずは治す事だけを考えた」と焦らず治療に努め、今は完全に回復。本番をイメージして練習に毎日臨んでいる。
選抜チームの主将を務める中村卓也さん＝人物風土記で紹介＝は、例年同様６区を担当。全長10・７Kmの最長区間を「主将として皆を引っ張っていくような走りをしたい」と語る。
号砲は午前９時。県厚木合同庁舎前の第３中継所は10時３分頃、及川の第４中継所は10時11分頃、上荻野の第５中継所は10時33分頃通過予定。
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