市内飯山の桜の広場に3月19日、2本の大きな「夫婦松」が植樹された。これは、今回、厚木市制60周年記念として3月28日(土)から開催される「あつぎ飯山桜まつり」事業の一環で、市から委託された周年記念事業費60万円で行われたもの。
飯山ではかつて、毎年4月頃に地域の外に嫁いだ花嫁が花嫁姿でお礼参りに戻ってくる飯山観音の例大祭があり、これが桜まつりの原型と言われている。夫婦松は代替わりをしながら結婚の幸せを願う、飯山の象徴だったが、昭和50年前後に山全体の松が枯れて以来、失われてしまっていた。
この日は、同まつり実行委員会(西海幹男委員長)の委員など17人が参加。飯山で長年営む鈴木園芸(鈴木行男代表)の全面バックアップの元、夫婦松のプロジェクトは進められた。
この松は、3代目の夫婦松になる。鈴木代表(89)が「最後のご奉公だと思って骨を折った」と、何十年も付き合いのある千葉県の業者から予算以上の松を手配したもの。向かって左が男松(おまつ)、右が女松(めまつ)で、高さは男松が約6m50cm、女松が約5m50cm。どちらも樹齢60年ほどで、幹の太さは周囲約80cm。鈴木代表は「野木のような、自然味の美しさがある」と満足げだ。
西海委員長は、「多くの地域の人の団結で立派な夫婦松を復活できた。縁起の良い松をたくさんの人に知ってもらえたら」と話した。
桜まつりは、3月28日(土)〜4月5日(日)に桜の広場、庫裡橋大門大通り他で開催。期間中の土・日曜には夫婦松の記念式典に加え、飯山白龍太鼓やさくら輿などが予定されている。
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