棚沢の常昌院(天利俊介住職)で3月18日、桜守として知られる第16代・佐野藤右衛門氏の講演会が開かれ、檀家や地域住民ら約300人が参加した。
これは、同寺による文化講座「テラトモ」の一環。佐野藤右衛門は江戸時代より続く庭師の名跡で、京都・嵯峨野にある造園業「植藤」の当主が襲名する。16代は桂離宮、修学院、京都御所の整備を手掛けた人物で、2月に佐野氏が育てたしだれ桜が同寺に送られたのを記念し、今回の講演会が実現した。
佐野氏は日本の桜の成り立ちや、稲作や仏教、神道を軸にした日本古来の暦の話などをユーモアたっぷりに紹介。今回植えた桜については「見て頂けるようになるには3〜5年かかる。京都の水から厚木の水に合うようになれば、振り返って見て頂くほどになる。(そうなるかどうかは)和尚の気持ち次第ですわ」と話し、会場を沸かせた。
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