厚木南地区に桜前線がやってくる―。
同地区で初めてとなる「厚木南さくらまつり」が4月3日(金)から5日(日)まで、ソニー(株)東側の厚木南青少年広場とふれあい遊歩道を会場に開かれる。厚木市制60周年記念事業の一環。旭町商工クラブと厚木商工会議所南ブロックの共催。
同地区の″シンボル”として親しまれているサクラを、あらためて地域の住民約1万2000人に見て、楽しんでもらうことがこのまつりの目的。
期間中は、同広場の遊歩道にあるソメイヨシノ47本の桜並木(全長約400m)と、土手下のシダレザクラ、ヤエザクラなど13本が出迎え。4月3日と4日は、北側約110mに提灯が点灯。午後6時半から同8時半までは、ライトアップも予定されており、幻想的な夜桜も楽しむことができる。5日は、午前10時から芸能発表や同クラブなどによる模擬店の出店もあり、家族で楽しめる趣向になっている。
このサクラは21年前に、当時厚木南公民館の館長だった松尾敏男さん(81)が、「ふるさとづくり推進事業」として同場所に植栽したことが始まり。高さ1mの苗木を7〜8m間隔で地元の20〜30代の人が丸3日ほどを費やし、植えていったものだ。
今日までは地域の人が協力して、台風などへの対応や枝の剪定、堆肥なども欠かさず、サクラの木だけでなく遊歩道沿いの花壇も管理し、必死で守ってきた。
松尾さんは「サクラを植えることで安らぎと地域交流の場を作りたかった。当時の人の協力と賛同があったからこそ。21年前に植栽に携わった人もサクラの木も喜んでくれているでしょう」と感無量な様子だった。
中心となって昨年秋から準備を進めてきた同地区市制60周年記念事業実行委員会の三田哲夫さん(74)は「地域の人に愛されている場所で初めてのさくらまつり。桜並木を見て楽しんでもらえたら」と期待を寄せる。
さくらまつりは、同地区以外の人も来場・参加できる。まつりの詳細、問合せは、厚木南公民館【電話】046・228・0582。
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