全国の市と特別区の教育長らで構成される「全国都市教育長協議会」の定期総会と研究大会が5月21日・22日の2日間、厚木市文化会館で開かれた。
研究大会は全国の教育長が一堂に会して教育行政の在り方について研究を深めるもので、毎年1回開催されている。神奈川県での開催は、今回の厚木大会が初めてとなる。
801ある全国の市・特別区のうち、約540自治体が参加した今大会。「未来を担う教育の在り方」が大会テーマに設定された。初日は議案審議のほか、教育行財政・学校教育・生涯学習の3部会による研究会を実施。全国の教育長による、小中一貫校やコミュニティスクール、学校と教育委員会の協働などについての事例発表が行われた。
続いてロサンゼルス五輪柔道金メダリストで現在は東海大学副学長を務める、山下泰裕氏が講演。「人を育てる、人に育てられる」を主題に、柔道を通じて学んだ生き方などについて語った。
2日目は3つの部会による分野別の研究発表が行われた。生涯学習をテーマにした発表では、岡山県浅口市が夏休み期間を利用して小学生を対象とした学習支援事業「夏GAKUサプリ」などの実施例を紹介。会場からは発表者への質疑応答も活発に行われた。その後、今年4月からの新教育委員会制度を踏まえた大会宣言が採択され、県内で初となった大会は閉幕した。
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
|
<PR>