6月7日(日本時間)に開幕するFIFA女子ワールドカップ2015カナダ大会。市内出身の大儀見優季さん(27歳・VfLヴォルフスブルク)、永里亜紗乃さん(26歳・1.FFCトゥルビネ・ポツダム)姉妹が、なでしこジャパンのメンバーに選ばれている。
優季さんは3度目のW杯出場。エースFWとしての得点に期待がかかる。亜紗乃さんは今回初のW杯メンバー入り。姉妹揃ってのW杯出場となれば、日本代表では史上初の快挙だ。
Jリーグで活躍し現在タイでプレーする長男の永里源気さんを含め、3人の子どもを世界で活躍するサッカー選手に育てたのが、父・正彦さん(=人物風土記で紹介)、母・美智子さん。正彦さんは4年前の優勝時「いずれ姉妹揃って代表のピッチに立ってほしい」と話していた。メンバー入りに「親ですから、純粋にうれしい気持ちです」と正彦さん。家庭では正彦さんが『精力善用』『自他共栄』を家訓に子どもと向きあい、美智子さんが「聞き役」に徹して育ててきた。
地元からも声援 市は決勝Tでパブリックビューイング
ともにW杯メンバーに選ばれた優季さんと亜紗乃さん。父・正彦さんは2人の印象を「コツコツ1つのことを完成していくタイプ。努力を惜しまない天才」(優季さん)「感覚的にパッと作り上げていくタイプ」(亜紗乃さん)と話す。努力型と天才型、一見正反対の姉妹だが「一つのことをやり通そうとするのは共通点」。これまでもケガやスタメン落ちなどの挫折を味わってきた2人だが、経験を糧にして一つの道を進んできた。
2人を長年見守ってきたゆかりの人たちも声援を送る。荻野中教員時代に優季さんの学年主任だった市教育委員会の宮崎昌彦学校教育部長は「昔から負けん気の強い子で、球技大会のドッヂボールでは一人で全員を当てていた。子どもたちに夢を与える試合をしてほしい」とエール。
2人がサッカーを始めた林サッカークラブの仁村明夫監督は「2人とも言われなくても練習から一生懸命やっていて、他の子の見本だった。亜紗乃さんは昔から明るい性格。サッカーは考えている回路が違うというか、才能ある子でしたね」と振り返る。亜紗乃さんの母校である厚木北高では、選出を祝う横断幕が完成。優季さんの母校・厚木東高でも新調を予定している。
厚木市でも本厚木駅北口に横断幕を設置。決勝トーナメント以降はパブリックビューイングの開催を予定している。グループリーグ初戦のスイス戦は、日本時間9日(火)の午前11時開始。
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