6月1日付で厚木市社会福祉協議会の会長に就任した 鈴木 勲さん 市内三田在住 61歳
「まずは動け、自分に課した」
○…3月に厚木市の副市長を退任する時、これからは全くのフリーで生きていくつもりだった。「まずは動け、自分に課した」。すぐに取得したのが大型自動車免許。小さくても何か、地域の高齢者や子育て中の母親たちの役に立てればとの思いからだった。そしてほどなくオファーを受けた会長職。想いはふさわしいポジションを引き寄せるのだろう。「自分が人生の境目をこえた年齢になった以上、恩返しというか、これまでの人生をもう少し社会に還元できれば。お受けした以上は100%の力で臨みたい」と抱負を語る。
○…厚木市三田出身。市役所ひとすじ。三田小・睦合中、相模台工業高校卒業。大学の夜間部で法学も学んだ。「継続は大きな力。小さい声かけでもみんなの力が集まるとすごい力になる」。そう実感したのが、市産業振興部長時代に手がけた、市内王子の移動販売マーケット。開催回数は150回をこえる。豆腐やパン、惣菜、花などが購入でき、地域の高齢者になくてはならない存在だ。
○…社会福祉協議会とは社会福祉法で「地域福祉の推進を図ることを目的とした団体」と位置付けられている。地域住民や社会福祉関係者などの参加と協力で事業を実施するのが特徴だ。「職員一丸となって取り組みたい」ときっぱり。
○…「高齢化」「少子化」ということはずいぶんと前から言われている。恐れをもたずに「いかに厚木の地域福祉を活性化するか、地域でともに生きて幸せを感じるか」を考えていきたいと。ほどなく訪れる超高齢化社会。「動けば何らかの成果はでる。言葉や書面で動くのでなく、地域の細かい議論を聞いて、現状をしっかりと捉えて、現状に即した動きをしていきたい」。次から次へと想いがあふれだす。淡々と自分に言い聞かせるような語り口。プライベートを聞く間もなかった。任期は2年。「助走は必要だけど、ダッシュで行く」と力強い。
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4月19日