第56代厚木市議会議長を務める 越智(こえち) 一久さん 七沢在住 68歳
思いやりで議会運営
○…改選後に初めて行われた8月7日の市議会で、議長に就任した。県市議会議長会会長の任期とも重なる大切な年に「厚木をPRできるような発言もしていきたい」と、やや緊張した面持ちで話す。歴代の議長が取り組んでいる議会改革については、申合せで議長の任期が2年になったことも生かし「時間をかけて検証的なことも行い、少しずつ軌道修正や内容修正をしていかなければいけない」と語る。
○…生まれも育ちも七沢。祖父母の代から続く商人の家の長男。あいさつなどの基本や人として大切なことは、すべて祖母から教わって育ったという。幼小のころは山に薪を取りに行くなど家の手伝いをする一方で、川で魚を捕まえたり、隠れ家を作ったり、外で近所の仲間たちと元気いっぱいに遊んで過ごした。中学時代は理科が好きで、ラジオ作りに熱中したことが今でも思い出だという。
○…県立相模台工業高校を卒業後、電電公社(現NTT)に入社。厚木の電話局でも勤めた。七沢にバイパス道路ができるのを機に、40歳代半ばで退職し、コンビニエンスストアを経営。七沢観光協会や玉川商栄会などの活動にも傾注してきた。59歳で市議に初当選。地元の市議が引退する際、周囲から推挙されて後継者として政治の世界に入った。現在は3期目。有害鳥獣の防護柵設置を市に提案し、実現したことが一番印象に残っていると話す。
○…好きな言葉は「思いやり」。自身の政治信条にもなっている。根っからの理系で機械が得意。スケジュール管理や市議会の資料などはスマートフォンの中で管理している。これからの夢について尋ねると「七沢は自然がいっぱいあって市の宝だと思う。この地域を観光でもう少し活性化させたいよね。継続して取り組んでいきたい」と笑顔で話す。着飾らない、物腰軟らかい口調からは、随所に優しさがあふれていた。妻、娘と3人家族。
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4月19日