神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

4.4人に1人が高齢者 65歳以上が5万人超える

政治

公開:2015年9月18日

  • X
  • LINE
  • hatena
地域包括支援センター区域再編図(点線部分が再編案)
地域包括支援センター区域再編図(点線部分が再編案)

 9月21日は敬老の日。本紙では市内の高齢化について厚木市に話を聞いた。

*  *  *

 今年8月1日現在、住民基本台帳に基づく市内の65歳以上の人口は5万1003人。市内総人口に占める割合(高齢化率)は22・6%。およそ4・4人に1人が高齢者という計算だ。昨年2月の時点で「超高齢社会」の基準となる高齢化率21%を超えており、全国平均(昨年10月現在で26・0%)は下回るが、5年前の2010年時の市内平均(17・9%)と比べても増加の一途を辿っている。

 また、市に届け出をしている一人暮らしの高齢者は8月末時点で男性562人、女性1633人の合計2195人。地区別では南毛利北が341人で最多。以下、厚木北の315人、荻野の296人と続く。

 団塊の世代が75歳以上を迎える2025年に向け、市では6期目となる厚木市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画を策定。今年度からの3カ年で地域包括ケアシステムの構築整備をめざす。

地域包括ケア推進へ

 高齢化率が22・6%となり、超高齢社会に突入した厚木市。

 市が策定している「厚木市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」では、6期目にあたる今年度からの3年間で、高齢者が元気で、いきいきと輝くまちづくりと高齢者が安心して生活できる地域包括ケアの推進を基本理念に高齢者施策を進めている。

 計画内で3年間の主な目標として定められているのは「『施設支援』から『在宅支援』への転換」「地域包括ケアシステムの中核となる地域包括支援センターの充実」「在宅医療・介護連携の推進」「介護予防・認知症対策の充実」「社会参加と生きがいづくりの推進」。

 中でも「地域包括ケアシステム」とは、高齢者が住み慣れた地域で安心して自分らしい生活を送ることができるよう、医療・介護・生活支援などのサービスや支援を継続的・包括的に提供する仕組み。その中心となるのが、市内に8つある地域包括支援センターだ。

 そのうち、厚木、荻野、睦合の3カ所については、市健康長寿課によると管轄地域内の高齢者数が6000人を超えている。市では厚木、睦合の2地区内に新たなセンターを開設することで、地域の状況やニーズに応じた支援ができるよう計画している。

 同課では「地域包括ケアシステムの構築には地域の支えも必要。時間がかかる取り組みだが、高齢者が自宅で安心して暮らせる制度作りをしていきたい」と話した。

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

3D都市モデル公開

厚木市

3D都市モデル公開

ハザード情報などを共有

4月5日

指定管理に地元協同組合

清川村

指定管理に地元協同組合

宮ヶ瀬地区公共施設

4月5日

eスポの可能性に期待

厚木市

eスポの可能性に期待

市民参加交流会を初開催

3月29日

前人未到の審判生活50年

厚木市野球協会

前人未到の審判生活50年

三浦勝利さん(81)

3月29日

あっとほーむデスク

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

  • 3月8日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook