10月はピンクリボン月間。かつては日本人女性の20人に1人と言われた「乳がん」の生涯罹患率は年々上昇を続け、今や、12人に1人と言われている。かけがえのない「命」そして「健康」を一人でも多く守りたい、との思いで活動している「ピンクリボンあつぎ」を取材した。
ボランティア団体「ピンクリボンあつぎ」(土橋芳江代表/会員10人)は、4月22日に発足。乳がんをはじめ、関連する病気の学習会や研修、相談会の開催、乳がんの予防や検診、早期発見、早期治療の啓発、体験者を交えての交流会や情報交換などを行っている。
土橋代表は2010年、69歳のとき自身も乳がんを発病。「がん家系じゃないから自分はがんにならないと思っていて、マンモグラフィーを受けたことがなかった」という。しかし、看護師だったこともあり、毎日のセルフチェックを欠かすことはなかった。ある日、下着に水色の分泌物がついており「あれ、がんかな」と異変を感じ取った。幸い、進行度合い0期の早期発見となり、同年6月に手術し成功した。土橋さんは「周囲の人たちの支えがあったからこそ頑張れた」と当時を振り返る。
定例会を開催
同団体では、月に1回定例会を開催しており、9月30日に5回目の定例会が行われた。そこでは、外部からの講師として傾聴ボランティア「ハートの会」の川越勝晶代表を招き、コミュニケーションを図るには、人の話に耳を傾けることの重要性を説いた。また同団体の設立から尽力しているという、(社福)厚木市社会福祉協議会の園原覚さんも出席。土橋さんは「ボランティア団体同志の交流会は大切」と語った。
同団体では、11月に勉強会を予定。乳がん検診の啓発や、セルフチェックの仕方などをレクチャーする予定という。「聞きたいことや相談は気軽に問合せしてほしい」と土橋さん。
問合せは土橋代表【電話】046・241・1516へ。
厚木市の受診率は20%
14年度の厚木市の乳がん検診の受診率(40歳以上の女性3万7177人を対象が対象)は、20・4%だった。市健康づくり課では、今年度から、乳がんと他のがんを組み合わせて受診できるセット検診を実施した。
同課では「早期発見が重要。検診の通知が届いたら、必ず検診を受けるようにしてほしい」と呼びかけている。
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