ピンクのステッカーが目印
厚木市では10月７日から、授乳やおむつ替えができる施設を「赤ちゃんの駅ベビリア」とし、市内の飲食店や大手スーパーなど民間施設に38、公民館や児童館など公共施設に98、計１３６施設を登録、利用できるサービスを開始した。
このサービスは、子育て中の親子が安心して外出できる環境づくりと、地域社会全体で子育てを支えるまちづくりを目的としている。「ベビリア」という名称は、ベイビー（赤ちゃん）＋エリア（場所）の造語で、多くの子育て世代に親しみやすく、イメージしやすい施設にしたいとの思いが込められている。
アプリで簡単検索
「ベビリア」の特長は、授乳室やおむつ替え施設を検索できる地図アプリ「ベビ★マ（無料アプリ）」と連携し、スマートフォンで自分の位置情報やエリアから簡単に「ベビリア」を検索できる点。さらに、おむつ替え施設については、男性も利用できる施設を登録しており、市ホームページの施設一覧で検索できる。男性・女性の利用表示がされるのは、県内で初の試み。
同アプリでは、授乳やおむつ替えができるかや、トイレに乳幼児を座らせておくベビーチェアの設置、ミルク用のお湯の提供、身長・体重計、電子レンジの設置などの有無も閲覧できる。
登録店舗には、施設の出入口や部屋の入口などに、市が交付する「ベビリア」と書かれたピンクのステッカーが掲示される。
市こども育成課の渡辺賢子課長は「ベビリア登録施設は、現在市の中心地が多いので、今後は地域差をなくし、民間施設にも呼びかけ登録施設を増やしていきたい」と話している。
問合せは同課【電話】０４６・２２５・２２６２へ。
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