福聚院七沢観音寺(林慈照住職)で10月24日、山伏を招いた採灯大護摩供大祭が行われた。昨年に続き、2回目。
同大祭は、同寺に祀られる富士浅間大菩薩(勢至菩薩)が火の神様であることから、本格的な火祭りを多くの人に体験してもらおうと開かれた。
この日は、市内外から大人から子どもまで約40人が参列した。はじめに行われた子ども山伏の体験には11人が参加。境内の神仏をお参りし、最後は記念撮影が行われた。
次に同寺に所属する岡本有子氏がネパール密教の舞「チャルヤー・ヌリテャ」を行った。本場ネパールで外国人として唯一、舞を伝承されたという岡本氏が動きを解説しながら、弟子2人とともに舞踊を披露した。
日が暮れてくると、法螺貝を吹きながら山伏が境内に入場。厳かな雰囲気の中、林住職の「生活の垢を落とし、良い運気が巡りますようお祈りを致しましょう」という言葉で、採灯護摩は開始。山伏が剣や弓を用いた儀式を行ったあと火が焚かれ、最後は山伏の指導のもとで一般の参列者が火渡りを体験した。
八王子市から家族で訪れた石坂和幸さん(36)は、「火渡りは初めて体験しましたが、心がすっきりして清められたように感じます」と話した。林住職は、「勢至菩薩は日本一大きな坐像と言われています。この大祭が伝統行事として定着して貴重な仏像の存在を知ってもらい、少しでも七沢の活性化にも繋げられたらと思います」と述べた。
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。 |
<PR>
厚木・愛川・清川版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>