神奈川県が主催する第4回かながわ感動介護大賞の表彰式が11月11日に横浜市教育会館で行われ、市内愛名に住む飯原茂行さん(87)の作品『立派な煮豆の完成』が優秀賞を受賞した。
同大賞は、介護現場の日常にある感動エピソードに光をあてることで、介護の素晴らしさを多くの人に伝え、イメージアップを図ることが目的。今年は29件の応募があり、最優秀賞1点、優秀賞5点が選ばれた。
2年前に妻の操さんを亡くし、ひとり暮らしをしている飯原さん。昨年9月から社会福祉法人清琉会玉川グリーンホームのホームヘルプサービスを利用し、週2回ヘルパーが調理に訪れている。受賞作品はヘルパーの一人、笠井律子さん(69)とのエピソード。生前に操さんが購入した豆を使った料理を依頼したものの、時間内に調理が間に合わず笠井さんがサービス提供責任者と相談の上、自宅に持ち帰り7時間かけて煮豆を完成させたというもの。
この日の表彰式には飯原さんと笠井さんが出席。黒岩知事からそれぞれ賞状を受け取った。飯原さんは「私が頂いたというよりも、玉川グリーンホームの皆さんが受賞したようなもの。ヘルパーさん同士の意識が高くいつも感謝しています」と話した。笠井さんは「思い出の豆だったので、大事にしたいという気持ちで調理しました。賞状を頂いて驚いています」と語った。
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