厚木市立愛甲小学校(高村大校長)で12月15日、地域に住む住民が講師を務める授業が行われた。道徳の授業に含まれるキャリア教育の一環で実施しているもので、3年目。
この取り組みは、児童に職業について具体的に学んでもらい将来の夢を描いてもらうことと、地域との交流が主な目的。この日は5年生89人がキャリアの全く異なる3人の住民から授業を受けた。
講師として招かれたのは、北里大学名誉教授の横井洋太さん(74)、東京消防庁に勤務していた守屋忠重さん(77)、(株)不二家の菓子製造工場に勤務していた渡邉征一さん(73)の3人。講師陣も全員が小学生への授業は初めてという中で、それぞれクラスを受け持ち、授業は行われた。
自身の経験を児童に伝授
授業のテーマは、横井さんが「大学教員という仕事」、守屋さんが「厚木の消防」、渡邉さんが「チョコレート・ココアができるまで」。講師たちは、自身がその職業に就いたきっかけや具体的な仕事の内容、仕事を通して得た経験などをパワーポイントやプリントを使って説明した。
生物・生態学が専門だった横井さんの授業では、生き物が好きだった少年時代の話から大学教授になるまでの道筋、仕事として研究と授業を行っていたことなどが話された。最後には児童が積極的に手を挙げ、「一番捕まえたのは何の生き物ですか」など、質問をする姿が見られた。
授業を受けた関口乃の葉さんは、「もともと生態学に興味があったので、とても面白かった。細胞の話や重力の話がとくに印象に残っていて、もっと勉強したいと思いました」と振り返った。
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