ＰＧＡ主催2015ティーチングプロアワードで優秀賞を受賞した 福田 尚也さん 長谷在住 47歳
やまないゴルフへの探究心
○…ゴルフレッスンの新しい考え方、方法などをプレゼンして競う「ティーチングアワード」。初めてのエントリーで優秀賞を受賞した。「本当は最優秀賞を取りたかったけど、満足のいくプレゼンができたので良かった」とはにかむ。当日は「骨に任せたゴルフスイング」をテーマにプレゼン。自然なスイングをするために骨に意識を向け、「骨格に沿って体を動かす事が大事」と力説する。３年ほど前から「どうやったら上達するか」を考え、体の使い方に注目。骨のストレッチや体を緩める方法など、様々なセミナーに参加し、新たなレッスン法を確立した。
○…ゴルフを始めたのは20歳の時。家にあった父親のクラブを持って高松山の練習場に行ったのがきっかけだった。小学生の頃から野球をやっていたこともあり、いきなりホームランのようにボールが飛んだ。「あの時は気持ち良かった」と、すぐにゴルフに魅了された。最初は仕事後に練習する日々を送っていたが、26歳の時プロゴルファーを目指し、単身アメリカへ。23歳で結婚し娘もいたが、「そんなにやりたいことならやってみたら」という妻の言葉に後押しされた。
○…帰国後、35歳でプロテストに合格。現在はティーチングプロとしてＮＦゴルフクリニックを経営、ジュニアから一般まで幅広く教える。「長くゴルフを楽しんでもらうため、体に良いレッスン方法を追求していきたい」と意気込む。自身としても「50歳から出場できるシニアツアーに出るのが目標」と前を見据える。
○…ゴルフ漬けの毎日だが、高校野球が好きで、神奈川県予選へも毎年足を運ぶほど。名門校の監督の指導法を見ては、「レッスンに取り入れてみようかな」とゴルフと重ね合わせてしまうのだとか。「ゴルフは人生に似ていて山あり谷あり。18ホール回っても全部が上手くいくことはない。だからやめられない」。これからも新たなレッスン法を探究していく。
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