神奈川県総合リハビリテーションセンター(市内七沢)で2月23日、「ガイダンスロボット」の実証実験が行われた。
同ロボットは、タッチパネルから目的地を設定すると、病院などの施設内で、視覚障害者や高齢者が周囲の障害物にぶつからずに施設内の目的地まで誘導してくれるもの。操作者がロボットの後ろに立ち、グリップを前に倒すと指示した方向に動く仕組みになっており、進路上に障害物がある場合は自動で回避または停止する。
この日の実験では、施設職員を対象に安全性の確認が行われた。アイマスクをして体験した職員は、「自分の歩くスピードに合わせられるので、視覚に障害があっても安心できる」と感想を話した。
同ロボットは視覚障害者向けに、10年前から開発が始まった。3年ほど前から同センターで実証実験が行われており、「推進してほしい」という声が多数聞かれたという。これを受け、開発をすすめる日本精工(株)では、視覚障害者だけでなく、高齢者や一般の人たちにもターゲットを広げ、今回、タッチパネルを付けるなど改良を加えたという。
実証実験は、2月中に施設職員を対象に4回、3月中に視覚障害者を被験者として4回行われる予定。これらの実証実験を通し、問題点や課題点の確認を行い、今年10月の商品化を目指す。
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