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厚木ライオンズクラブ 創立50周年特別企画 あす５日に記念式典
石井 均会長
厚木ライオンズクラブ（石井均会長・会員数52人）が、あす３月５日㈯、レンブラントホテル厚木で50周年記念式典を開催する。午前10時の受付開始後、午前11時から開幕。当日は、小林常良厚木市長をはじめ、義家弘介文部科学副大臣、後藤祐一衆議院議員、伏見龍元国際ライオンズクラブ理事ら多方面からの来賓、関係者３００人超が一堂に会する。
50周年を迎えた今年、クラブテーマには「見つめる先にある未来を共有しよう」を掲げ、各委員会で活動を行ってきた。これまでの献血・献腎・献眼や、薬物乱用防止教室の開催に加えて、講師例会や厚木ライオンズクラブとしてのアクティビティの確立をめざし取組みを行う。
式典は、二部構成で実施。第一部では記念事業の発表ほか、目録の贈呈、スポンサークラブへの感謝状及び記念品の贈呈などが行われる。国際会長からのアワードが、伏見元国際理事より石井均氏、石塚武氏、富塚豊氏に贈られる。第二部は、祝宴に移り、飯山白龍太鼓保存会によるアトラクションが、会場を盛り上げる。
地域に根差し50年 情熱と奉仕の心で
ライオンズクラブは世界最大の奉仕団体として２１０の国と地域で奉仕活動に取り組む。「Ｗｅ Ｓｅｒｖｅ―われわれは奉仕する」をモットーに、地域社会への社会奉仕活動や、国境を越えた支援の輪で、世界中の人々に、支援の手を差し伸べている。厚木ライオンズクラブは１９６６年に発足し、市内４クラブ（厚木・厚木さつき・厚木もみじ・厚木マルベリー）の中でも最も長い歴史を持つ。平塚ライオンズクラブをスポンサーに、48人のメンバーによって発足された。現在は会員52名が所属し、毎月２回の例会をはじめ、数々の奉仕活動にまい進している。
厚木ライオンズクラブは、長年さまざまな社会貢献活動を行ってきた。１９６０年代には、厚木市交通安全協会へ交通安全教育訓練用器具一式、中学校へ暖房設備の寄付を行った。１９７０年代には、献血運動を開始。アイバンクの設立推進基金も立ち上げ、「目の不自由な人に愛の光を！」を合言葉に今日まで続く主要な活動となっている。１９８０年代になると、国際的な活動にも取り組みはじめ、カンボジア難民へ衣類２５００枚を寄贈。スリランカへも、メガネのフレームを１００個送った。１９９０年代には、雲仙普賢岳災害に対する一千万人署名運動を本厚木駅前にて実施。義援金を島原ライオンズクラブ災害対策委員会に持参した。市内老人ホームに50万円を贈呈。２０００年に入ってからは、盲導犬募金や相模川河川清掃、社会福祉施設入所者との芋掘り会など、地域に根差した活動に継続して取り組んでいる。
大きな節目を迎える今年度は、記念事業として、市内４クラブ合同で「イルカほのぼのコンサート」を実施。歌手のイルカさんと南毛利中学校合唱部の共演を企画し、１３００人の観客が来場し、大いに沸いた。「50周年という大きな節目の年に、４クラブ合同での事業が成功に終わったことをとても感謝している」と石井会長は話す。
数々の奉仕活動を経て、あす50周年式典を迎える。
更なる飛躍をめざして ─会長 石井 均
この度は、厚木ライオンズクラブ、チャーターナイト50周年記念式典を開催できますことを、ご協力いただきました皆様方に心より感謝申し上げます。
厚木ライオンズクラブは１９６６年（昭和41年）平塚ライオンズクラブのスポンサーにより、３３０―Ｂ地区52番目、神奈川県内では23番目のクラブとして誕生致しました。この半世紀の間、歴代会長をはじめ会員各位のたゆまぬ努力と友情、志により会員相互の友愛を深めながら地域に根差した奉仕活動を多方面にわたり行ってまいりました。
今日を新しい出発点として、半世紀後の１００周年が厚木ライオンズクラブとして輝かしい年になりますことを心より切望し、なお一層の社会奉仕をおこなって参ります。そして更なる地域の発展に貢献し、ひいては世界平和と社会福祉の向上に資していく決意でございますので、今後とも、ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
重ねて、これまで私たち後輩ライオンに知性豊かな心をもって、友愛と寛容の精神を説き指導してくださった物故ライオンの皆さまにも心から感謝申し上げます。しっかりとこの精神を受け継いでいくことをお約束し、ご挨拶とさせていただきます。
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