災害時に自力で避難することができない要援護者数は厚木市に4988人――。「そのとき、あなたにできること」を合言葉に、3月6日、大規模災害時における要援護者の移送・受け入れ態勢の検証と関係機関との連携強化をはかるための防災訓練が行われた。
訓練を実施したのは、厚木市、災害時の避難行動を調査研究し、市内で定期的に訓練活動を行っているNPO法人災害時避難行動支援ネットワーク、福祉避難所の機能を持つ社会福祉法人かながわ共同会厚木精華園、上荻野小学校避難所運営委員会の4団体。
行政、民間団体、福祉施設などがこれまでの取り組みを検証し、今後の協働のあり方を模索するために昨年10月に「5年めの3・11」実行委員会(馬上喜裕実行委員長)が立ち上がり、訓練を計画してきた。
当日は、都心南部直下地震が午前8時30分に発生したという想定で午前10時から訓練が開始された。会場は避難所となる上荻野小学校と福祉施設(災害時に要援護者の緊急受入れを実施)となる厚木精華園。各団体関係者やボランティアら約200人が訓練に参加した。メーンの訓練は避難所から福祉避難所まで(約1・6Km)要援護者を移送すること。災害時を想定し、マイクロバスや自家用車以外にも防災倉庫のリヤカーや担架も用いられた。全員が避難し終えた移送先の厚木精華園では炊き出しも行われた。グループホームに車椅子の要援護者を迎えに行き、避難所まで援助同行した参加者は「初めて会う人を援護することの大変さを感じた。その場でしっかりと状況を判断し、行動することが大切だ」と話した。※要援護者数は2016年2月1日現在。
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