神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

要援護者の避難方法を確認 「5年めの3.11」 4団体が協働で防災訓練

社会

公開:2016年3月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
担架での移送訓練の様子
担架での移送訓練の様子

 災害時に自力で避難することができない要援護者数は厚木市に4988人――。「そのとき、あなたにできること」を合言葉に、3月6日、大規模災害時における要援護者の移送・受け入れ態勢の検証と関係機関との連携強化をはかるための防災訓練が行われた。

 訓練を実施したのは、厚木市、災害時の避難行動を調査研究し、市内で定期的に訓練活動を行っているNPO法人災害時避難行動支援ネットワーク、福祉避難所の機能を持つ社会福祉法人かながわ共同会厚木精華園、上荻野小学校避難所運営委員会の4団体。

 行政、民間団体、福祉施設などがこれまでの取り組みを検証し、今後の協働のあり方を模索するために昨年10月に「5年めの3・11」実行委員会(馬上喜裕実行委員長)が立ち上がり、訓練を計画してきた。

 当日は、都心南部直下地震が午前8時30分に発生したという想定で午前10時から訓練が開始された。会場は避難所となる上荻野小学校と福祉施設(災害時に要援護者の緊急受入れを実施)となる厚木精華園。各団体関係者やボランティアら約200人が訓練に参加した。メーンの訓練は避難所から福祉避難所まで(約1・6Km)要援護者を移送すること。災害時を想定し、マイクロバスや自家用車以外にも防災倉庫のリヤカーや担架も用いられた。全員が避難し終えた移送先の厚木精華園では炊き出しも行われた。グループホームに車椅子の要援護者を迎えに行き、避難所まで援助同行した参加者は「初めて会う人を援護することの大変さを感じた。その場でしっかりと状況を判断し、行動することが大切だ」と話した。※要援護者数は2016年2月1日現在。

避難所(上荻野小学校)から福祉避難所(厚木精華園)へ要支援者を移送訓練する様子
避難所(上荻野小学校)から福祉避難所(厚木精華園)へ要支援者を移送訓練する様子

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

愛甲石田駅近く家族葬専用式場「ゆかりえ」

家族葬から樹木葬。友引の日に無料相談会を開催しています。

https://www.fujimishikiten.co.jp/hall/yukarieaikouishida/

<PR>

厚木・愛川・清川版のトップニュース最新6

健康増進に民間の力

清川村

健康増進に民間の力

地域活性化企業人受入れ

4月19日

公共施設2カ所を木質化

厚木市

公共施設2カ所を木質化

間伐材利用の促進を図る

4月19日

新たな歴史をスタート

厚木王子高等学校

新たな歴史をスタート

校章も発表

4月12日

市の支援で運行移管

コミュニティバス「森の里ぐるっと」

市の支援で運行移管

新車両も導入

4月12日

3D都市モデル公開

厚木市

3D都市モデル公開

ハザード情報などを共有

4月5日

指定管理に地元協同組合

清川村

指定管理に地元協同組合

宮ヶ瀬地区公共施設

4月5日

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

樹木葬と家族葬の「ゆかりえ」

小田急線「愛甲石田駅」徒歩すぐ。友引の日は無料相談会開催中。

https://www.fujimishikiten.co.jp/

<PR>

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 3月22日0:00更新

  • 3月15日0:00更新

厚木・愛川・清川版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

厚木・愛川・清川版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook