「被災地に自分たちと同じ名前の学校がある」。震災から1カ月後、厚木の相川小学校の一人の児童が、石巻にある相川小の存在を知った。「自分たちに何かできないか」と学校に提案。中川洋太校長(当時)が中心となり6月に現地を訪問し、寄せ書きや縄跳びの縄などを手渡した。石巻の相川小はその後統合に伴い閉校。しかし子どもたちは「絆の歌」として同じメロディーの第二校歌を作り、交流の足跡を形にした。
こうした活動に地域住民や保護者が賛同し「相川交流プロジェクト」として学校の枠を超えた取組みに発展。地域に住む子どもたちが現地を訪問し、仮設住宅での交流や、被災地の見学を毎年続けてきた。
3月6日の相川公民館まつりでは、現地を訪問した相川小の児童たちが名産のわかめを練りこんだ温麺(うーめん)などをチャリティー販売。同小PTA会長でもある有坂克幸実行委員長は「5年を一つの節目に、今後も形を変えて現地の自治会への寄贈などを続けたい」。一人の少年の想いで生まれた交流は、今後も紡がれていく。
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