厚木・愛川・清川版 掲載号:2016年3月25日号 エリアトップへ

第39回湯の里ゆがわら東洋蘭展示大会で神奈川県知事賞を受賞した 西尾 顕さん 及川在住 66歳

掲載号:2016年3月25日号

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癒し求め 愛情注ぐ

 ○…清楚で可憐な花が魅力の「春蘭」。蘭の中でも、大輪の花をつける品種とは違い、どこかつつましやかで、気品を感じさせる佇まいだ。県知事賞は2年連続の受賞。花のつき方や、全体のバランスなどの美しさが、全160作品の中で最も評価された。

 ○…魅せられたのは、30年ほど前。仕事でお世話になった人に勧められたのがきっかけだった。「退職してからの趣味ができるよ」と言われ、娘の誕生と同時に一つ購入。「いつ咲くかなと思って育ててみると、どんどん深みにはまっていってね」と笑みを見せながら語る庭には、鉢が所せましと並ぶ。いくつあるのか尋ねれば、「400くらいかな」とさらり。

 ○…その魅力は「洋蘭にはない、渋さ」。1本1本丹精込めて、育てている蘭たちは、全国大会に出品する出来栄え。「これは色が緑がかっていてね、こっちのほうがキレイに向きがなっていて…」と、語りだしたら止まらない。奥のほうから出てきたのは葉のつき方が小ぶりな鉢。「一度咲き終わったものだから、ここから咲くのは何年もかかる。でも、売るのは忍びないし、捨てるなんてとんでもないよ」と愛情深い。自身にとって春蘭は「癒しの根源」。

 ○…生まれは島根。出版社での営業時代、仕事の都合で厚木にやって来た。2011年に退職後は、各地の大会に出向き、全国の仲間と情報交換に勤しむ日々。「一人でやっていても、暗いじゃん」と明るく笑い飛ばす。生来、植物が好きで、洋蘭などを栽培していた時期も。庭の至るところには、草花が生い茂り、一角には立派な梅の木も。将棋も趣味で、そのモットーは棋士・升田幸三の「たどり来て、未だ山麓」。娘2人は独立し、妻と、柴犬の鼓太郎と暮らす。番犬の役目を果たす鼓太郎に「こいつは、俺の相棒だね」と目を細める。最後に、お孫さんはと聞けば「見る?」と、この日一番の笑顔でスマホを取り出した。

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