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地域包括支援センター 新たに2カ所増設 4月1日開所

社会

公開:2016年4月1日

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新設された厚木南センター(上)と睦合南センター
新設された厚木南センター(上)と睦合南センター

 高齢者の介護、福祉、健康、医療など様々な面から総合的に支える「地域包括支援センター」。厚木市はきょう4月1日から、厚木南(旭町2の3の13)と睦合南(妻田北4の3の8の101)に2カ所を新設、これまでの厚木、依知、睦合、荻野、小鮎・緑ケ丘、玉川、南毛利、相川に加え10カ所となった。

 同センターには、社会福祉士と主任ケアマネジャー、保健師または看護師の3職種の専門家を配置。連携を図りながら、高齢者の生活を支える拠点として構える。

 3月1日現在、市の高齢化率は23・1%に上る。今回新設された両地区は、すでに厚木センターと睦合センターが開設されているが、それぞれ高齢者が6000人、1万人と多い地区となっており分割された。

 また、全センターの2014年度の相談実数は3839人、相談延べ数は2万8538人だった。06年4月に開所して以来、徐々に利用者数を増やしている。相談者は本人がメインだが、家族が来所する場合もあるという。相談内容は「介護認定するための手続きの仕方」や「寝たきり登録の仕方」などで、その他にも身近な相談も受付けている。

地域包括ケア社会の中核組織に

 今年度、市の掲げる重点項目のひとつである「地域包括ケア社会」の実現に向け、中核を担う組織として、同センターに期待がかかる。市健康長寿課では「地域包括支援センターと障がい者相談支援センターとの連携を図りながら運営していきたい。高齢者は困ったことがあれば、包括支援センターに相談してほしい」と話している。

 これまで社会福祉法人内にあった小鮎・緑ケ丘センターは今年1月、「高齢者にとってより身近に」と地域の中心部に移設された。

 今後、高齢者数が6000人を超える荻野と南毛利地区について、同課では「相談件数が多ければ、センター増設を検討しなければならない。増設するかどうか、動向を見据えていく」としている。

 問合せは同課【電話】046・225・2220へ。

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