熊本地震で被害を受けた熊本・大分への支援の動きは、市内でも広がっている。そのいくつかを紹介する。
本厚木駅前で街頭募金
厚木市では本厚木・愛甲石田両駅前で、4月19日から25日まで土日を除く5日間実施。市職員のほか、全国県人会連合会の会員も応援に駆け付けた。
厚木青年会議所は4月19日から22日までの4日間と「かながわグルメフェスタ」で実施。合計で127万2866円が集まった。浄財は、県共同募金会を通じて被災地へ送られる。
22日には「あつぎ青春劇場」から、プロ歌手の宮川たかしさん、浪ちひろさん、立花伸一さん、井上まりこさん、椿はる奈さんの5人が募金活動を行った。宮川さんは熊本県宇城市の出身。県内に住む兄と姉も被災したという。「地元のことだからと自分が前面に立つのもどうかと気兼ねしていたが、浪さんや立花さんたちが『やろう』と言ってくれた」と心境を話した。
畳の故郷へ恩返し
市内三田の(株)丸清と、寿町の(有)マルコ住総では、熊本県内の避難所へ新品の畳を寄贈。これは、厚木市とも協定を結ぶ「5日で5000枚の約束。」プロジェクトによるもの。県内からは両社を含む23業者から合計250枚以上の畳が、県内幹事店の丸清に集約され現地に送られる。
同社では22日に要請を受け、翌日から支援用の畳を生産。佐藤清孝代表は「うちで扱う国産品の畳は、ほぼ全て熊本県産のい草。普段産地としてお世話になっている熊本に、自分たちで恩返しができればと思います」と話した。
温泉の縁で支援呼びかけ
「かながわグルメフェスタ」では元ZOOのボーカル・SATSUKIさんが募金を呼びかけた。
これはSATSUKIさんと親交のある七沢荘の中村道隆代表が繋いだ縁。以前七沢荘での東日本大震災復興支援イベントに出演したのを機に、積極的な支援活動を続けているSATSUKIさん。今回、温泉地で知られる大分県でも被害があり、同じ温泉地として七沢が何かするなら協力すると申し出があったため、中村代表を通じて同イベントでのステージが実現した。
SATSUKIさんは代表曲の『Choo Choo Train』を熱唱。会場で行われている義援金への協力を訴えた。
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