完成した凧と睦会のメンバー
５月５日は端午の節句。男の子が丈夫にたくましく育つよう願うこの日にちなみ、市内下川入では、30年に渡り、毎年大凧が揚げられている。
下川入地区の消防団と、そのＯＢによって組織される睦会（鈴木家太郎会長・会員数30人）が行っているこの凧揚げ。今年は、才戸橋近くの田んぼで５月１日（日）に開催される。毎年、願いを込めた言葉を帆に描き、その年に生まれた男児の名前を入れるのが、恒例の習わしだ。
凧の大きさは４ｍ50cm四方。大人が10人がかりで空へと揚げる。昨今は、メンバーの高齢化により作業が難航。「ぜひ、若いメンバーにも凧作りに参加してもらいたいですね」と鈴木さんは想いを話す。
今年の文字は「翔風」。空高く元気よく飛び跳ねる、という意味を込め、描かれた。また、交通事故の減少をめざし、「交通安全」の文字も入れられた。
当日は、正午過ぎから揚げる予定。完成した凧を前に、会長の鈴木さんは「毎年の恒例行事。たくさんの人に見に来てもらいたいですね」と話す。
問合せは鈴木さん【電話】０４６・２４５・１４７２へ。
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