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「国内産カーネーションを」 市内生産者ら母の日前にPR

文化

公開:2016年4月29日

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大貫組合長(中央)と生産者ら
大貫組合長(中央)と生産者ら

 5月8日の母の日を前に、市内のカーネーション生産がピークを迎えている。輸入品の流通が拡大するなかで、国産品を手に取ってほしい―。高品質・高鮮度のものを自宅で飾ってもらおうと栽培に力を入れる。

 市内でカーネーション栽培に携わるのは現在2戸。神奈川県花き展覧会でも揃って入賞するなど、高品質なカーネーションを栽培する。栽培総面積は約66アール、年間約80万本を出荷している。

 下津古久でカーネーションを栽培する大貫亘さん(57)は、現在2日に一度収穫。20種類のカーネーションを栽培する。土壌中に配置したパイプで水と肥料を与え、手作業で芽を摘み取る作業を繰りかえす。

 市内では1954年からカーネーション栽培が始まったが、暖房用燃料や資材などの価格高騰や輸入品の増加で生産者が減少した。

 大貫さんによると、カーネーションは収穫してから冷蔵状態にしておくと、1カ月保存が可能。鮮度が良いほど生けた時に枯れないが、「需要が増える時期は、長期間冷蔵されていたものが輸入される」と指摘。「購入する時には花屋などで産地を聞いてほしい」と話す。

 4月22日には厚木市農業協同組合(JA)と市役所を訪問。JAの大貫盛雄代表理事組合長は「家庭で花を飾ってもらえるよう支援したい」と激励した。

 市内産のカーネーションは、JAあつぎ夢未市(本店・相川店)でも販売されている。

カーネーションの出荷準備をする大貫さん
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