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ZOOM UP 花は自分の写し鏡 フラワーアートコンで入賞した黒田博さん

文化

公開:2016年5月13日

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フラワーアレンジをする黒田さん
フラワーアレンジをする黒田さん

 市内中町にある小さな生花店「約束の花束」を営む黒田博さん(28)が、4月24日まで東京ミッドタウンで開催されたフラワーアートアワード2016に初めて出品し、特別賞にあたる港区賞を受賞した。

***

 ▽結果を受け「純粋に嬉しかった」と黒田さん。しかし、少しワクワクした表情で悔しさも口にする。今回の挑戦を機に、「もっとできる」という可能性も感じた。17回目の同アワードは、国際大会にも繋がるハイレベルなコンテスト。入賞者には、生け花の家元や国際的なフローリストが名を連ねる。個人の出場は事前審査も厳しく、その中で6位相当の同賞は快挙だ。

 ▽使える生花はバラのみ。テーマ「IMAGINE」から、ジョン・レノンの名曲を連想した。「ユートピアを歌った曲だと思って。じゃあ自分のユートピアはなんだろう」。その着想から、大きな枠の中に「花を切って、新しく綺麗に創り上げる」花屋である自分自身を表現した。タイトルは「根源」。高さ約2m50cmのこの大作は、土台に切り出した丸太を大胆に据え、約400本のバラを散りばめた。「携わってくれた人たちのおかげです」。妻や友人の協力は素直に有難かった。丸太は、厚木市森林組合によるもの。飛び込みで訪ねるも「こんな加工もあるよ」とアイデアを重ねてくれた。実は、今回のエントリーも妻の”うっかり”手違いから、という裏話も。

 ▽妻田に生まれ育った。花との出会いは15歳の時、父の死がきっかけだった。喪失感でつらい時期に、テレビに映るフラワーアーティスト東信氏を見て、その創作に心奪われた。弟子入りを志願してから21歳まで、毎日のように銀座まで通い、花に没頭する日々を過ごす。店は開業して4年目。「自分を含め、プロポーズ用は成功率100%」と照れながら自慢を話す。「町のお花屋さんでありたい。これからも花や植物を通して、自分にしか出来ない形で厚木に刺激を発信していきたいですね」

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