神奈川県は看護学生の実習指導者として長年活躍している看護師を表彰している。ことしは市内3つの病院から3人が受賞した。
神奈川リハビリ 平田美紀さん
受賞の知らせには「びっくりしました」と話す平田さん。看護師歴は丸30年。現在は回復期病棟の科長と副看護局長を兼務し、実習生のスケジュール管理や指導スタッフの調整など、環境作りを担当する。「看護は楽しいもの。患者さんとの関わりの中で、実習生にもそう思ってもらえるような経験をさせてあげられるようにしたいです」と笑顔を見せる。「この病院でよかったと思ってもらえると何よりも嬉しいです」
愛光病院 村山亜妃穂さん
「精神病院というと、マイナスのイメージを持ってやってくる実習生が多いので、『来てよかった』と笑顔で帰ってもらえると、こちらも嬉しいです」と話す村山さん。実習指導歴は16年。色々な経験の中でも、印象に残っているのは、回復した患者からもらった感謝の言葉。「精神科は患者さんとの関わり方もさまざま。個々への対応が必要な分、正解もない。そこが難しいところでもあり、ほかの科にはない魅力です」
市立病院 山口恵美子さん
年間を通し、4つの実習指導校やインターンを常に受け入れている。山口さんにとって実習生は「私たちが忘れていたことを思い出させてくれる存在」。「忙しいと忘れてしまいがちな患者さんを想う気持ちを再認識させてくれるので、スタッフにとっても、プラスになっています」と話す。後輩たちに伝えたいことは、「自分の行動が患者さんに与えた影響を学び、看護の素晴らしさとやりがいを少しでも感じてほしいです」
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