図書館の在り方はその街の文化度の象徴―。厚木市立中央図書館で9月17日(土)、「厚木市図書館基本構想」を考えるワークショップが開かれる。同館は現在、基本構想の策定に向け、構想案の作成を進めており、市民の意見を広く受け入れていきたいとしている。
厚木市立中央図書館は厚木シティプラザ内に1985年に開館され、30年以上が経過。現在の蔵書数は63万冊以上、昨年度の貸出者数が25万3496人。本の貸出だけでなく、視聴覚ホールなども設置するなど多様なジャンルの資料を開架している。
また、市内6カ所の公民館や愛甲石田駅の連絡所では、予約した本の受け取りや返却が可能など、サービスの拡充が進んでいる。
一方で貸出者数は09年の36万3593人をピークに減少。利用者の年齢も60代以上が4割を占める。
同館のある地区は2020年以降の完成を目指して建設が進む「中町第2―2地区周辺整備事業」の対象区域。市の整備方針には「未来の図書機能・科学機能を核とした複合施設の新設」が盛り込まれている。
同館では、「市民の学び、成長、楽しみに役立つ情報拠点」を理念に掲げた基本構想案の今年度中の完成を目指し、市民アンケートを実施。さらに今回のワークショップ、パブリックコメントなどを予定している。
17日開催、14日までに申込み
9月17日に同館で開催するワークショップは、午後1時から同3時30分まで。「ネクスト・厚木ライブラリー〜次の図書館を考えよう〜」をテーマに、同館の職員が周辺自治体の図書館の事例を説明しながら7人ずつのグループに分かれて自由に話し合う。募集は約30人で、9月14日までに申込みが必要。市内在住在勤在学であれば誰でも参加が可能だ。
同館担当者によると、現在は基本構想案を検討している段階で、様々な角度からの意見が必要。「市民の力を借りながら市民に愛される図書館にしたい」と話している。
図書館基本構想案の作成にあたっては、10代、20代など若者世代の利用者の増加や電子媒体の活用、バリアフリー機能の充実、閲覧スペースなど館内の利便性向上などを盛り込みたいとしている。
申込み、問合せは同館【電話】046・223・0033。
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