県や自治体が運営する病院によって組織される自治体病院開設者協議会。そこで長年に渡る功績を評価された病院職員に対する表彰が行われ、市内施設からは3人が受賞した。順次紹介をしていく。
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▽厚木市立病院に勤務する看護師・高原好子さん(56)は、勤続36年。県立厚木病院時代から現在に至るまで厚木一筋で職務にまい進してきた。現在は、手術部の看護師長として、手術に関する管理を行う。看護師をめざしたのは、専門的な職業を勧めた父の影響から。高校卒業と同時に、地元・鹿児島から姉のいた神奈川へ。県立病院付属の専門学校で学んだ。
▽「看護師は人の気持ちの弱いところに寄り添う仕事。人の一生に関われる職業」とその魅力を話す。看護師人生で印象に残っていることは、脳外科時代。意識のなかった患者さんが覚醒して「ありがとう」と言われたこと。「ほんとうに感動して、皆を呼んで喜びました」と当時を振り返る。
▽市立病院の手術件数は年間4000件を超え、よりスムーズな運営が求められる日々。看護師を続けている理由は「大変なこともあるけれど、それ以上に喜びがあるからだと思います」と見せる表情は柔らかい。看護師として大切なことは「感じる心を持つこと」。「感じることから看護へと発展する。その気持ちを、後輩たちには大切にしてほしいです」。優しい笑顔が人を癒す。それを実感するひと時だった。
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