大学生が先生役を務めて行われたグループワーク
「18歳選挙権」を切り口に大学生と大人が地域の政治や選挙について考える催しが10月１日、厚木商工会議所大会議室で開かれた。
これは公益社団法人厚木青年会議所（山口恭宜理事長／厚木ＪＣ）の10月例会として行われたもの。「地域の未来と若者をつなぐ〜若者を取り巻く問題とこれからの行動育成〜」がテーマで、一般公募の大学生や厚木市議会議員、厚木ＪＣのメンバーなどが参加した。
この日は２部構成。第１部では、18歳選挙について参議院に参考人として呼ばれた経験のあるＮＰＯ法人ＹｏｕｔｈＣｒｅａｔｅ代表の原田謙介氏が講演。今年夏の参院選の振り返りや生活と政治と選挙の関わりについて分かりやすく解説した。原田氏は「身近な話や興味関心、ちょっとした将来を考えることで政治に出会う」「みんなで話をすることが大事。一緒に知ろう、話そう。思いを伝えよう」などと参加者に語りかけた。
また、第２部では松蔭大学の地域ボランティアサークル「ＬＹＮＸ（リンクス）」のメンバーが先生役となって、グループに分かれて模擬授業を実施。「もし戦国武将が現在の政治家になったら」をテーマに、大学生と市議、ＪＣメンバーらがディスカッションし、人柄と政策それぞれで、どの政治家（武将）が良いかグループごとに意見を出し合った。
先生役を務めた学生の一人、同大学経営文化学部４年の柿本成美さんは「政治のことを勉強する良いきっかけになりました。地域の政治に関心を持っていきたい」と感想を話した。
第１部で講演した原田氏
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