愛川町で活動する愛甲リトルシニアの浅見翼さん(睦合中3年)が12月29日から台湾で開かれる「第14回日台国際野球大会」に南関東代表として出場する。同チームには今年7月に全米選手権大会でMVPを獲得した野口裕斗さん(南毛利中3年)も所属。国際舞台で選手が活躍している。
日台国際野球大会は、日本各地から選抜された9チームが出場。中華民國学生棒球運動連盟の10チームと5日間の総当たり戦を行い、勝敗数で順位が決まる。
日本リトルシニア中学硬式野球協会の関東連盟南関東支部には50以上のチームがある。この中から代表メンバー26人の一人として、浅見さんが選ばれた。
浅見さんは愛甲リトルシニアでキャプテンを務め、松川清一監督も「リーディングヒッターであり、守備の要」と信頼を寄せる選手。南関東選抜チームでは副キャプテンとして、サードとピッチャーを務める。10月から合同練習が始まっており、「レベルの高い選手たちがたくさんいる。競争は激しいが、楽しい」と優勝目指して猛練習を積む。
「環境が変わり、普段できない練習ができる。頑張ってほしい」。浅見さんに強いエールを送るのは、硬式野球全米選手権大会に出場した野口さんだ。
米イリノイ州で行われたこの大会で、野口さんはピッチャーとして3試合に出場。12イニングを1失点に抑え、24の三振を奪う活躍。大会の優勝に貢献し、MVPを獲得した。
国際舞台に2人の選手が選ばれた愛甲リトルシニア。松川監督は「とても貴重な経験。代表で得た責任と自覚を忘れずに、高校という次のステージにつなげてほしい」と話す。
なお、愛甲リトルシニアは現在部員を募集している。詳しくは【携帯電話】090・1532・7123(事務局・佐藤さん)へ。
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