厚木・愛川・清川版 掲載号:2017年1月13日号 エリアトップへ

設立40周年を迎えた相模国飯山白龍太鼓保存会の会長を務める 丹羽 結希さん 飯山在住 28歳

掲載号:2017年1月13日号

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40年の伝統引き継ぎたい

 ○…力強く、リズミカルに大きな掛け声とともに響く太鼓の音。相模国飯山白龍太鼓保存会はこのほど、設立から40年を迎えた。今年は周年を記念してさまざまなイベントにも出演する。飯山を中心に代々伝統を守り続ける保存会の会長。会長職は今年の4月で5年目に突入する。「地域の人たちの応援があるからがんばれる」。歴史と伝統の重みを受け継いで、次の世代へ継承したいと胸を張った。

 ○…保存会は現在会員40人。小学校3年生から中高生、社会人、主婦など幅広い年代の仲間が集い、毎週2回、練習を重ねている。活動は主に地元飯山でのお祭りやイベントの出演。小鮎中学校での文化祭でもパフォーマンスする。2014年からは東日本大震災で被災した宮城県石巻市でも公演。「少しでもたくさんの人に見てもらえて、良いステージができたら嬉しい」とそのパワーの源を語る。

 ○…小学校に入学すると同時に平塚市から、祖父母がいる飯山へ越して来た。参加した子ども会で見た白龍太鼓に魅了されて小3で入会。たちまち、その魅力にのめりこんでいった。「演奏が上手くできた時に先輩や先生がほめてくれて、それが自信につながった」とはにかむ。「会の仲間との付き合いや礼儀作法などを学ぶことが今に生きている。こうした地域のコミュニティはずっと大切にしたい」と、社会人になった今でも毎回練習に参加する。

 ○…保存会の大きなステージは春の「桜まつり」と秋の「花まつり」。毎回太鼓の演奏を楽しんでくれている地元の人たちに、いかに上手い演奏で魅せることができるか。「緊張するけれど、これまで支えてくれた人たちに感謝の気持ちを込めて一つひとつのステージを大事にしたい」と話す。

 ○…力強く太鼓への想いを語りながらも穏やかで優しい物腰。誰かの役にたちたいと保育士に。実家の飯山から平塚まで通っている。「目指すは、太鼓と仕事の両立です」と笑った。

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